トータルブレインのマンション最前線 08年の「話題物件」を総括 目立つ苦戦、『割安感』重視を
住宅新報 2009年1月13日 号 4面
マンションコンサルティング・トータルブレインの今月のリポートでは、大型物件を中心に08年の話題物件を総括している。希少立地で高い商品力があっても、割高感の強い物件は、昨年後半の景気の悪化と共に厳しい状況に変化しているようだ。
08年に第1期販売を開始した物件の中から、トータルブレインが独自に「話題物件」として35件をピックアップした。結果的に大型物件が多くなったが、ここ数年と比べて顕著に変わったことが「販売状況」だという。「本当に好調といえる物件は1割強くらい。これまでは『話題』として選ぶものであれば半分以上は好調だった。特に昨年後半からの景気の失速が影響している」と、同社では判断している。
経済状況の悪化の下では、高額商品に厳しい状況が続くと見ている。「分譲坪単価400万円以上の物件を検討する層は、株価・経済状況の影響を大きく受ける。購入物件は、実需というよりも『贅沢品』。場合によってはキャンセルもあるため、引き渡しを完了するまで安心できない」(同社)。また、当初の立ち上がりは好調だったものの、年の後半にきて苦戦している物件も目立つという。













