(20面からの続き) 自然の快適さ、積極的に取り込む
住宅新報 2010年9月28日 号 19面
「草屋根とダイニングの大きなフィックス窓は、計画のかなり早い段階からお願いしていました」。建て主の福田英子さん(仮名)によると、隣接する母屋(鉄骨造3階建て)で既に屋上緑化を試み、その快適性を十分知っているから、迷いもなくオーダーすることになったのだという。建築家の菅原律子さんとは、その母屋を昭和56年にリフォームしたときからのお付き合いで、当時、屋上の防水加工が老朽化して雨漏りがするようになり、屋上緑化を勧められた。
「夏は涼しく、冬は暖かですよ。当時としては珍しかったのですが、これを導入して本当に良かったと思っています」
現在川崎市では、屋上緑化の補助制度を設けている。市街地の緑を確保する新たな手法として注目され、その普及促進を図るために、屋上緑化等に取り組む市民や事業者に対し、経費の一部を助成。緑化工事の開始前の申請が原則で申請書類の審査には、2週間程度の日数がかかる。













