ひと 『住宅の知恵袋』フル活用を 「ポケット住宅データ」09年版を監修した住宅金融普及協会・課長 廣田美久さん
住宅新報 2009年1月13日 号 2面
「ポケット住宅データ」(住宅金融普及協会編集・発行)の2009年版が今月、発刊される。住宅に関する建設動向や金融・税制といった最新資料を集約。86年の発刊以来、20年以上にわたって版を重ねてきた。
廣田さんは09年版の総監修を担当。
「住宅市場の動向を理解する上での基本情報がコンパクトにまとまっていることが、本書の最大の特徴。住宅メーカーの営業担当者や中小経営者の『知恵袋』として、活用してもらえれば」
これまで住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)、マンション管理センターで、海外の住宅事情の調査・研究などに従事。マンション管理センターでは、アメリカ、イギリスなどの集合住宅の維持・管理やシンガポールの管理システムの実地調査を行った。昨年から、同協会の営業推進課長として、事業推進の第一線の立場にある。
「09年版では特に、欧米主要国をはじめとする住宅情報に力を注いだ。従来の内容を再吟味し、原典に当たって正確性を期している」
住宅ローン関連の記載も充実している。
「例えば住宅金利については、直近の動向はネットで容易に入手することができるが、時系列的な金利推移のデータについては入手が難しいようだ。こうした長期的な情報も取り上げている点が好評を得ているようだ」
同協会はまた「住宅ローンアドバイザー」の認定機関でもある。
「住宅ローンアドバイザーの方々にとっても、業務にとって必携の書だと思う。知識の確認などに有益ではないか」
「協会の役割の1つである、住宅金融などに関する総合的な調査研究、情報提供により、住生活の向上に寄与していきたい」と方向性を見定める。
趣味はウインタースポーツ。前任地の住宅金融支援機構北海道支店の札幌では、休日の度にスキー通いを楽しんだ。
「北海道の雪質はやはり別格。昨年末も『パウダースノー』を満喫してきました」(吉岡
達也)













