住設メーカー、中国市場本格化
住宅新報 2010年9月21日 号 11面
住宅用の設備・建材会社が中国での市場開拓を本格化する。パナソニック電工は現地の大手ディベロッパーとの連携を強化し、省エネルギー製品導入や中国市場向け製品の共同開発を進める。住生活グループも現地の大手企業と協業。合弁会社を設立して建材・住宅設備機器商品の販売を強化する。現地企業と提携
パナソニック電工は03年から中国で住宅内装事業を展開している。このほど、既に共同出資で内装会社を設立していた大手ディベロッパー「億達集団有限公司」(大連市)との連携を強化。街の省エネ化を推進している大連市で、LED照明や調湿パネル、睡眠環境システム、システムキッチン、熱交換気システムといった省エネ設備を積極的に採用した住宅プロジェクトを始める。
億達が建設したマンションに、パナソニックグループの省エネ製品や技術を導入する。11年1月にはショールームを開設する。12年度までに約5000戸を建設する計画だ。
一方、住生活グループは中国市場で建材・住宅設備機器商品を拡販するため現地企業と協業する。年内にも山東省に、建築・設備設計や施工コンサルタント業務を行う合弁設計会社と、建築資材などの生産を担う合弁生産会社を設立。住生活グループとして13年度には中国での売上高500億円(10年度予想113億円)を目指す。
中国の大手家電メーカーで不動産業も手掛けるハイアールグループ(山東省青島市)と協業する。同社の販売網やブランド力、住生活グループの建材商品開発・生産技術力などを生かす。
中国ではユーザーがスケルトン状態で住宅を購入し、自身で設備や内装工事を業者に依頼して完成させていくケースが大半という。今後拡大が見込まれる内装付き住宅市場に、質の高い製品・施工をワンストップで投入し売上拡大を狙う。













