大阪コンサル協会が公開セミナー 『信託』で不動産再生 古民家を賃貸市場で流動化
住宅新報 2010年9月21日 号 5面
大阪府不動産コンサルティング協会(林青〓会長)は、不動産信託を活用して町家や古民家などの既存不動産の再生と流動化を具体化する新型の証券化スキームのオープン化と普及促進に取り組んでいる。9月14日には、具体事例とノウハウを公開する「不動産信託によるまちづくり・住まいづくりセミナー」を大阪市北区梅田で開催した。
同制度は、コンサル協や大阪不動産コンサル事業協組などがモデル化したスキーム。資金力がなく再生できずに埋もれている古民家などの不動産を、譲渡を前提とする通常の証券化事業とは異なり、信託の持つ倒産隔離などのリスク回避と資産保全機能を生かして再生し、有限責任事業組合(LLP)によるマスターリースなどの手法を組み合わせながら賃貸市場などで流動化させる仕組み。信託の保全機能による与信力の付与によって小口証券化を可能とするため、再生資金も大手金融機関だけに頼らずに地場から幅広く集めることができ、地域活性化に直接結び付く「金融の地産地消」も実現できる。













