累計査定は4000件弱 「優良ストック住宅協」発足から2年 大手メーカー10社で構成 5年後、成約目標2000件
住宅新報 2010年8月31日 号 13面
大手住宅メーカー10社で構成する「優良ストック住宅推進協議会」(会長・和田勇積水ハウス会長兼CEO)は8月27日、発足から2年間の実績を発表した。それによると、優良ストック住宅(スムストック住宅)の累計査定数(10年7月末時点)は3885件、成約数(同)は317件だった。5年後には、年間査定数8000件、成約数2000件に引き上げる計画だ。
同協議会は08年7月、建物の価値を適正に評価することで消費者の安心感を高め、中古住宅の流通を活性化しようと発足した。大手住宅メーカー10社と関係不動産会社で構成される。自社で建てた戸建て住宅を売買仲介する際、履歴データや長期点検・補修制度、耐震性能といった一定の条件をクリアした中古住宅を協議会認定の「スムストック住宅」と定義。会員共通の査定マニュアルを使い、土地と建物に分けて価値を評価し、専任で仲介する。
同協議会によると、スムストック住宅の成約価格は、一般住宅の取引と比べて、建物価格で坪単価10万円程度高く成約しているという。また、査定額とほぼ同額で、成約・売却されている。スムストック住宅は、同協議会の認定試験に合格した「スムストック住宅販売士」が査定し、販売業務を行う。「販売士が購入者に査定の根拠、住宅の質をきちんと説明する。それにより、市場より高値であっても顧客が納得してくれている」(同協議会)という。













