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スタンダード会員限定東京カンテイ中古マンション価格(576) 東急多摩川線

住宅新報 2010年8月31日 号 4面

下丸子、築浅が値上がり中古マンション価格(3.3平米単価)の推移

 データ提供:東京カンテイ。単位:万円

 

 カッコ内は販売事例の築後経過年数◆東急多摩川線駅名

 

 

 現在

 

 

 1年前

 

 2年前沼部

 

 

 168(19.4)

 179(17.4)

 184(17.3)鵜の木

 

 198(19.4)

 166(16.7)

 201(17.1)下丸子

 

 207(10.1)

 199(10.3)

 223(6.0)武蔵新田

 175(15.9)

 156(19.8)

 178(16.5)矢口渡

 

 171(16.6)

 130(22.9)

 166(20.8)※ファミリーマンションを対象に10年3月-5月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値

 東急多摩川線の掲載5駅における3.3平米当たりの平均価格は184万円。1年前に比べて9.8%、金額にして18万円上昇した。事例数が143件(118件減少)、平均築年数が16.3年(1年前17.4年)、平均専有面積は62.2平米(同59.5平米)。

 沼部は、築年の古い狭めの物件が多く流通したことで平均価格が下がった。その他の事例も下落が目立つ。

 鵜の木の大幅上昇は、築20年程度の大規模物件事例が高値に付け、事例数も増えたため。また沿線最高価格の下丸子では、00年以降、工場跡地に供給された物件が軒並み上昇。平均価格を押し上げた。

 一方で武蔵新田は、事例を個々に見ると横ばい基調にある。築15-20年程度で割安感のある物件事例が今回発生していないことから、ニーズが集中している可能性がある。

 矢口渡では築古事例が大幅に減り、平均築年数が約6年若返った。矢口渡(東京都大田区)

 割安感が売れ行き左右

 東京都道311号環状八号線(通称環八)と多摩川に挟まれた地域。多摩川寄りには町工場が点在する。

 マンションの流通量は多くはないが、直近では例年並みかそれを上回る取引件数を確保している業者が多い。賃貸物件を探していた顧客が、低金利を受けて購入に切り替えるパターンも少なくないようだ。

 ある業者によると最近、築30年弱の物件を、リフォーム済みで2000万円台後半に値付けしたたファミリータイプ2住戸が、販売開始直後に成約したという。一方で別の業者は、「買取再販でも業者利益の大きい高額物件は売れ残っている」と話す。新築並みの内装に、やはり割安感が伴わなければ消費者は動かない。

 このほか、マンションの駐車場に空きが目立ち始めたとの話も。高齢の居住者が車を手放す一方で、新たに購入する若い層は最初から車を所有していないケースが多いためだという。

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