再認識されたテナントとの良好な関係 ニッセイ基礎研ビルレポート 敬遠される『肉食系オーナー』
住宅新報 2010年8月31日 号 3面
「より洗練されたマネジメントを」
ニッセイ基礎研究所はこのほど、「再認識されたテナントとの良好な関係づくりの重要性」と題したレポート「研究員の眼」(松村徹上席主任研究員)をまとめた。不動産大手もしくは不動産大手がスポンサーのJリートが所有するビルと比べて、新興不動産会社や投資ファンドなどのビルのテナント誘致が難しくなっている現状を踏まえ、より洗練されたオフィスビルの不動産マネジメントをこれらの新興オーナーに求める内容だ。
短期間で高い利益分配を期待する投資家が求める不動産運用と、中長期の安定的な利益分配を期待する投資家が求める不動産運用では、その在り方が異なって当然だとしたうえで、2、3年で転売を繰り返す不動産マネジメントは、賃貸借契約期間が通常2年で、「相互の信頼関係を重視する感覚が残る日本のオフィス市場になじまない」と指摘している。













