強い『コンサル』 ストック過剰時代生き抜く 脚光浴びる「技能登録制度」
住宅新報 2010年8月24日 号 6面
住宅もオフィスも過剰時代を迎え、仲介を主体とする中小不動産業界は大きな転機を迎えている。物件が余り、空室が増え、買い手・借り手市場になるほど、仲介手数料は売り手・貸し手からしか取りづらくなる。既に賃貸アパート市場などではそうした現象が始まっている。この傾向が強まると将来的に仲介市場では元付け業者しか生き残れない可能性がある。
平均空室率2割以上が常態化すると、元付けといえども安穏としていられないのがオフィス仲介だ。ほとんどのビルに空室があるとなれば、借り手(一般法人)は業者を通さなくても、直接ビルオーナーとの交渉に持ち込むことができる。オーナーも業者に手数料を払うより、その分1カ月のフリーレントを提示した方が成約率は高まると考えるだろう。法人同士でもあるので直接取引の可能性は住宅市場より高い。
そもそも、仲介ビジネスが成立するのは「専門業者でなければ、いい物件は見つからない」という市場が存在しているからだ。ストック過剰時代の到来は、その大前提が崩壊しつつあることを示唆している。変わる専門能力













