東京カンテイ中古マンション価格(574) 小田急小田原線(1)
住宅新報 2010年8月17日 号 4面
都心よりは調整期
中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円
カッコ内は販売事例の築後経過年数◆小田急小田原線(1)駅名
現在
1年前
2年前参宮橋
220(26.0)
238(20.8)
262(20.5)代々木八幡
262(21.8)
248(21.7)
291(20.5)代々木上原
285(16.8)
294(15.3)
299(16.7)東北沢
198(31.9)
173(32.1)
220(31.4)世田谷代田
261(17.0)
213(20.4)
182(28.0)梅ヶ丘
222(13.3)
197(17.0)
212(16.1)豪徳寺
189(25.1)
165(29.5)
192(26.4)経堂
179(23.4)
169(23.2)
195(23.1)千歳船橋
191(15.2)
173(16.4)
202(14.7)祖師ヶ谷大蔵172(21.1)
161(22.0)
178(19.1)成城学園前
232(12.3)
209(14.5)
224(19.3)喜多見
146(24.7)
137(24.5)
135(26.9)狛江
158(18.3)
119(28.1)
143(23.6)登戸
126(19.1)
111(20.4)
134(19.5)向ケ丘遊園
121(13.8)
120(16.0)
119(21.9)生田
100(22.4)
93(22.8)
115(16.7)※ファミリーマンションを対象に10年3月-10年5月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
小田急小田原線の参宮橋から生田までの16駅(読売ランド前以遠は次号掲載)における3.3平米当たりの平均価格は191万円。1年前に比べて7.9%、金額にして15万円上昇した。
事例数が666件(324件減少)、平均築年数が20.1年(1年前21.5年)、平均専有面積は66.1平米(同62.1平米)だった。
参宮橋から東北沢までの都心エリアは、価格調整局面にある模様。参宮橋では、築25年を超える高級物件の単価が軒並み下落し、代々木上原も値下がりが目立つ。代々木八幡の上昇は、事例数が前年の3分の1に減った影響が大きく、例外的と言えるだろう。
経堂では、専有面積の違いを問わず幅広い事例が上昇した。割安感のある、築20年程度の事例の上昇率が最も高い。
隣駅の千歳船橋は実質的に横ばい。売れ筋とみられる築浅のファミリー事例や、単価が150万円を切る築古事例が極端に減った。成城学園前(東京都世田谷区)
自然豊かな高級エリア
全国に知られる高級住宅地。価格の値ごろ感よりも、ゆとりある敷地や風格など『成城らしさ』を備えた物件が選ばれる傾向があるようだ。
その一方で「若い世代の間で、3000万円以下のリフォーム済み物件の引き合いが強まっている」との声が聞かれる。改装工事の完了前に売れる場合もあり、特に昨年から需要が伸びているという。更にこの業者は、「完成後のデザインに対する、一般ユーザーの評価のレベルが高くなっている」との実感を話す。
また周辺は、多摩川沿いに連なる崖線などの自然景観が損なわれることを危惧し、マンション建設に対する地元の反対運動が盛んだったが、今後大規模な開発は計画されていない。そのため特に駅周辺のマンションは希少性があり、「築年が古くても4000万円は超える」(地元不動産業者)水準にもかかわらず、常に動きがある。最近は、戸建て住まいのシニア世代が住み替えるケースも目立ち始めているという。













