CBRE調べ 10年上半期の物流施設マーケット 首都圏の空室率横ばい 新築は空室消化進む
住宅新報 2010年8月10日 号 3面
シービーリチャードエリスがこのほど、10年上期の物流施設のマーケットレポートをまとめた。それによると、首都圏(1都3県)における1万坪以上の50の物流施設を対象に調査したところ、今年上半期の平均空室率は前期比15.3%と横ばいで推移した。物流量は回復基調にあって企業の設備投資姿勢は消極的だが、高いスペック物件の成約は堅調で新築物件の空室消化も順調に推移しているという。
また、マーケット規模を示す稼働床面積(指数)の推移を見ると、既存物件からのテナント流出が見られたものの、新築物件を中心に新規需要も創出されてプラスでの推移を維持。今期もわずかながらマーケットは拡大した模様だ。
首都圏の大型マルチテナント型の物流施設は、今上期は新規供給がなかったものの、昨年後半と比較してテナントの動きは鈍く、平均空室率の改善には至らなかった。館内増床やコスト削減ニーズによる集約など新規入居需要がある一方で、事業縮小による撤退も続き、依然として厳しい事業環境が続いていることが背景にあるとしている。













