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スタンダード会員限定首都圏マンション 上半期供給、前年比27%増 契約率も大幅に回復

住宅新報 2010年7月20日 号 8面

 不動産経済研究所の調査によると、10年上半期(1-6月)に首都圏で供給された新築マンションは、前年を27.0%上回る2万171戸だった。

 千葉県(1814戸)で7.4%減少した以外、すべてのエリアで2ケタの増加。東京都区部33.1%増(9098戸)、東京都下41.0%増(2035戸)、神奈川県16.3%増(4648戸)、埼玉県55.6%増(2576戸)だった。09年が大きな落ち込みだった影響もあるが、市況の回復度合いが分かる結果となった。

 また、同研究所では年初、10年の年間供給戸数を4万3000戸と予想していたが、「上回る可能性が非常に高い」ととらえている。

 平均価格は前年を5.2%上回る4712万円。1平米単価は同4.1%アップの65.7万円。価格・単価とも上期としては2期ぶりに上昇した。他エリアと比べて、価格が割高な東京都区部と東京都下のシェアが55.2%に拡大(前年は52.1%)したことが影響した。

 エリア別の価格と1平米単価は次の通り(カッコ内は前年比増減)。東京都区部=5479万円、82.0万円(7.5%増、6.4%増)、東京都下=4612万円、60.6万円(5.0%増、3.1%増)、神奈川県=4140万円、56.0万円(3.7%減、4.6%減)、埼玉県=3723万円、50.2万円(5.8%増、3.3%増)、千葉県=3845万円、46.9万円(7.2%増、4.0%増)。

 初月契約率の平均は78.9%(10.3ポイント上昇)で、上期としては3期ぶりに70%台を回復した。累計契約率は9.3ポイントアップの88.0%となった。近畿圏の供給は微増

 近畿圏も微増ながら前年を上回る供給戸数となった。大阪府下(3754戸、5.7%増)、神戸市部(1249戸、35.8%増)、京都市部(705戸、80.8%増)、京都府下(400戸、189.9%増)で増加となり、全体で0.7%増の1万231戸の供給だった。ただ、過去最多の96年(2万633戸)と比べると半分以下となっている。

 平均価格は3419万円で前年比2.7%下落。1平米単価は48.1万円(2.6%上昇)だった。初月契約率の平均は69.1%(11.0ポイント上昇)。

 下半期の供給見込みは約1万2000戸で、10年の年間供給は概ね2万2000戸程度になると予想している。

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