専門建築士制度「概ね円滑」 新建築士制度普及協会調べ
住宅新報 2010年7月20日 号 2面
一般社団法人新・建築士制度普及協会はこのほど、09年5月に施行した新建築士制度の施行状況の調査結果を公表した。同新制度は、一定規模以上の建築物の設計に構造設計・設備設計一級建築士による設計もしくは法適合確認を義務付けるもの。調査では、外部事務所への法適合確認の委託が円滑に行われているかなどを調べた。調査は2-3月に実施。3218事務所に依頼し、906事務所が回答した。
それによると、外部事務所に法適合確認を依頼したことのある事務所に、委託先の確保状況を聞くと、構造設計一級建築士の委託は91%が「容易だった」と答えた。「当初苦労したが今は円滑化」(6%)も含めると97%に上った。また、設備設計一級建築士も、「容易だった」(83%)と「当初苦労したが今は円滑化」(9%)を合わせ、91%となった。
一方、依頼を受けた側にそれを断ったことがあるかを聞くと、構造設計一級建築士による法適合確認については、「責任や業務量に応じた十分な報酬が得られないと考えた」ことなどを理由に11%が「ある」と回答。設備設計一級建築士による法適合確認も、同様の理由で10%が「ある」と答えたが、いずれも約1割にとどまっている。













