トータルブレインのマンション最前線 城東・城北エリアの市場検証 再評価されるポテンシャル 今後は2極化市場に
住宅新報 2010年7月13日 号 10面
今月のトータルブレインのリポートは、東京の城東・城北エリアの市場検証。都心部へのアクセス性については、城南・城西エリアよりもアドバンテージがあるものの、割安感の先行イメージがある同エリア。今後はエリア内での2極化が進むと予想している。
城東(台東、墨田、江東、葛飾、江戸川)・城北(練馬、板橋、北、豊島、足立、荒川)エリアは、城南・城西エリアと比べて地位などの評価が総じて低い。00-04年の旧価格市場では、城東の平均坪単価は178万円、城北は187万円。城南・城西の238万円と比べて3割前後の開きだ。新価格市場(05-09年)では、城東の229万円、城北の220万円に対して、城南・城西は320万円。その開きは更に拡大した。
ただ、豊洲・有明といった東京湾岸部や東京スカイツリーを建設中の押上・業平橋、再開発事業で街が生まれ変わった南千住など、城東・城北でも、その地域自体の価値が大幅に向上したエリアが表れている。その結果相場も引き上げられ、「旧価格に戻さないと苦戦する」と指摘されるマンション市場において、旧価格と新価格の中間程度で勝負できる地域も出ているようだ。













