キラリ☆わが社の星(54) クリナップ 田中 美千子さん(2) 出願戦略、すべて立てる
住宅新報 2010年7月27日 号 9面
クリナップの田中美千子さん(法務・監査部知的財産課係長)は、知的財産の中でも「意匠」を中心に仕事に取り組んでいる。特許の場合は代理人である弁理士に依頼するが、意匠については自社で出願。メリットは代理人費用(コスト)削減などがあるそうだ。
だがこの場合、「例えば出願の種類をどうするかなど、すべての戦略を当社で立てないといけません。いろんな可能性を上司と考えていくのですが、最近はこれまでに当社が蓄積してきたものと、自分が考えているラインがズレなくなってきました。狙い通りに出願が特許庁の審査に通ると気分がいいですね。そうしたことがこの仕事のおもしろいところ」と田中さん。
クリナップの場合、キッチンの新商品を開発・発売する際、意匠出願が80件以上にのぼることがあるという。一つの商品に関する出願の中に、細かいパーツや部分意匠、関連意匠など多岐にわたる内容が含まれるからだ。「出願数が多くなるのは、当社の権利の枠を広げるため。そうやって他社に模倣されないようにするのです」













