瑕疵保険法人住宅あんしん保証 住宅履歴蓄積に対応 国交省補助事業通じて 販売拡大目指す
住宅新報 2010年6月15日 号 7面
国土交通大臣が指定する住宅専門の保険会社(保険法人)の1つ住宅あんしん保証は、住宅の設計・施工、維持管理などに関する情報を蓄積する住宅履歴情報サービス「あんしんいえかるて」の浸透、販売拡大を模索している。5月10日にサービスを開始。5月14日には履歴情報サービス機関として第1号となる国土交通省の登録(今週のことば)を受けた。履歴情報の蓄積は、保険法人が提供する保険への加入と同様に、国交省が5月末まで募集していた既存住宅流通活性化事業(既存流通補助)の応募要件になっている。6月21日からの販売開始を予定している、宅建業者が買い取り再販する場合の中古住宅の構造や雨漏り部分を保証する保険商品(再販型保険)と併せて、既存流通補助の後押しを受けつつ、販売を拡大させたい考えだ。
住宅あんしん保証が提供する住宅履歴情報サービス「あんしんいえかるて」には、6月上旬までに問い合わせが100件以上、同サービスを利用するための事業者登録は40件弱あったという。ただし、履歴情報を蓄積することで本来期待される「将来の資産価値の適切な評価につながる」などの効果を考慮しての問い合わせはほんの一部。大半が、既存流通補助を介してのもの。再販型保険への問い合わせも同様だという。
既存流通補助は、中古流通に併せてリフォームを行う事業などに戸当たり最大100万円補助するもの。履歴情報の蓄積(国交省の登録を受ける履歴情報蓄積機関への登録のほか、一定の要件を満たす自社登録も可)と保険法人が提供する保険への加入が応募要件となっている。同事業へは、事業者からの反響も大きく、国交省によると5000社、14万件を超える応募があった。













