ひと 「お客様の思いを詰める」 野村不動産で「オーダーメイドマンション」に当初から携わっている 白川 泰寛さん
住宅新報 2010年6月15日 号 2面
野村不動産が、他社に先駆けて手掛けた「オーダーメイドマンション」。99年からのスタートで、節目となる「100棟」の記念誌に掲載されている全物件を、「すべてが思い出のあるマンション」と嬉しそうに見つめる。事業が始まった当初からのメンバー。「本当に楽しい」という仕事に対する思いは、10年以上たった今でも変わらない。
注文住宅とは異なり、構造躯体と広さが最初から決まっているマンションの場合、設計の自由度にも制限が出る。ただ、「ほんの少しのプラン変更でも、そこにお客様ご自身の思いがどれだけ詰まっているかが重要」と話す。
設計者の仕事は、顧客の要望をヒアリングし、それをプランに落とし込むことだけではないという。「お客様に『家づくりに参加した』と思ってもらえなければダメ」。そのためには、お互いが様々な意見をキャッチボールできる間柄にならなければならない。設計に対する顧客の『素人発言』にも、真正面から真摯(し)に対応する。それが、顧客の「家づくりの参加意識」に結び付く。「我々の仕事は、サービスマンの精神が半分は必要ですよ(笑)」













