住まい・暮らし・アングル 野菜、鳥、みつばち、木 「生きものつながる庭」 グリーンフォーラム2010
住宅新報 2010年6月8日 号 12面
空間緑化事業を展開するグリーンワイズ(東京都多摩市、田丸雄一代表)が6月3日、同社の緑化技術や商品、モデルガーデンを体感するイベント「グリーンフォーラム2010」を本社事業所で開き、ディベロッパーやマスコミ関係者など50人が参加した(4面に関連)。
同社の前身は、明治創業の「渋谷東光園」。日本で初めて貸植木業を始めたことで知られる。63年に屋上造園分野に参入、現在は屋内外の緑化の企画から施工、維持管理までトータルで手掛けている。
当日はまず、室内向けの「オフィスグリーン」が紹介された。中でも参加者の関心を集めたのが、ミニトマトなど旬の野菜のプランターだ。「屋外で育てるイメージが強いが、環境が整えば室内でも栽培できる」(同社)とのこと。見て楽しむだけでなく、「育て収穫し、食べる」要素が加わることで、ストレス軽減に役立つという。同社では、食べ方や故郷の農作物について話題が広がるなど、社員間のコミュニケーションツールとしても機能しているようだ。
このほか、少数でも空間を引き締める効果がある「特大鉢」や、植物を植え込んだフェルト状のバッグを壁にかける「ウォールグリーン」など、スペースを有効活用する提案もあった。
また施設内には、敷地面積約500平米の温室を完備。開花時期を調節し、季節を問わず満開の花を提供するためだという。
屋外では、同日オープンした「つながる庭。モデルガーデン001」が初公開された。野菜や果樹のほか30種のハーブが植えられ、生態系の力を借りて無農薬栽培で管理。実のなる樹木を多数植えて害虫を食べる鳥を呼び寄せたり、受粉に貢献するミツバチを飼育したりと様々な仕掛けを施している。
マンションや商業施設、オフィスでの緑のニーズに対応し、提案に力を入れていく方針だ。













