森田博子--キッチン・収納 現場の『すご腕』 第16回 手軽に作れる収納グッズ 究極は隙間を埋めること
住宅新報 2010年6月8日 号 11面
「隙間家具」と呼ばれる収納棚のことを、よく聞くようになりました。「隙間(すきま)」とは、それぞれの家庭の事情で生み出された多様な空間ですから、既製品では間に合わないのは当然です。そこで、「隙間」の利用価値を考えてみました。
「隙間」を埋めることはオリジナル・グッズの究極の役割です。ちょうどいいサイズや種類を探すことは難しいので、自分で作ることをお勧めします。ホームセンターで材料を買って、手軽に作れるオリジナル収納グッズの作り方は次の通りです。[押入れの中に引き出し式の洋服掛けを作る]
押入れの奥行きを利用して、縦方向にパイプ式のハンガーレールを取り付けます。洋服を手前に引き出す方法で、収納量が倍増します。押入れの隙間の有効利用になります。[ちょっと使えるサイドテーブル]
キッチンの盛り付け場所などに利用されるサイドテーブルは、日頃は使わないので、小さく折りたたみにしておくと便利です。ホームセンターで、折りたたみの蝶番と板1枚を買ってきます。簡単にオリジナルのサイドテーブルが作ることができます。[はめ込み式の飾り棚]
クギを1本も使わずに凸凹の板を組み合わせるだけで棚を作ることができます。日曜大工の初心者向けです。板に溝を作り、縦板と横板を直角にはめ込むだけです。[おしゃれなキッチン手元照明]
シンクや調理台の上に手元照明が必要な時があります。透明のビニールホースの中にクリスマスツリー用のライトが入っている「ロープライト」という商品があれます。好きなところでカットでき、取り扱いが簡単です。おしゃれで個性的な手元照明を演出できます。
奥行きが深く、しかも上の棚板と下の棚板との間が大きく空いている収納の場合、スペースが無駄になりがちです。そこで、棚板と棚板の間に、奥行きの浅い、高さの低い棚板を作ることで2倍の収納を得ることができました。
(もりた・ひろこ=キッチンスペシャリスト)













