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スタンダード会員限定『人が感じる明るさ』基準に 旭化成ホームズ 照明設計手法を考案 間接照明と調光機能で エネルギー消費6割削減

住宅新報 2010年6月8日 号 11面

 旭化成ホームズはこのほど、人が感じる明るさを基準にした住宅の照明設計手法を考案した。東京工業大学(中村芳樹准教授)との共同研究を基にした。

 従来の照明設計は部屋の大きさに応じて照明器具の照度(ワット数)を決める考え方だった。今回は人の感覚を定量化した「明るさ尺度値」を用いて、室内の明るさを調整していく。光の量が抑えられ、リラックス効果のほか、一般的な照明計画よりも省エネ効果があるという。

 新たな照明設計は既に都内2カ所の住宅展示場で採用している。顧客への設計提案に活かす。今後は商品化も検討していく。

 間接照明と調光機能で、光を「削る」「均す」「動かす」の3段階を提案する。まず、照明器具の光が直接目に入ってまぶしく感じることがないように光源を隠し、くつろぎを感じられるように光の分布を均す。そして、調光機能を活用して時間や場面にふさわしいレベルに明るさを調整する。

 同社は、直接照明を用いた一般的な照明計画と比べて、十分な明るさを確保しつつ、照明用エネルギー消費が約6割削減できると試算している。

 従来の住宅照明計画は、部屋の大きさに合わせてJIS基準の照度を充たすように照明器具の種類や数量、大きさ、位置を決めるのが一般的。今回の手法は、従来の照度計算に頼った照明計画では照明器具が不快なまぶしさや目のストレスの原因になっているのではないかという課題認識から出発したという。

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