住まい・暮らし・アングル 全国に1000人超 「古民家鑑定士」 現地講習でレベル向上 子材活用の文化、現代へ--
住宅新報 2010年6月1日 号 12面
一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構(愛媛県松山市)がこのほど、古民家鑑定の現地講習会を都内で行い、古民家鑑定士8人が参加した。
同鑑定士は、09年2月に第1回試験がスタートした資格。古民家所有者からの依頼を受けて古民家を調査し、建築的・文化的見地から再生や部材の再利用が可能かを判定、結果を基に今後の方向性をアドバイスする。これまでに5回試験が行われ、合格者数は1000人を突破。建築関連業者のほか、最近は不動産鑑定士や土地家屋調査士の受験も目立つという。
現地講習が開かれたのは、1921年築の2階建ての古民家だ。解体後に同物件の古材を再利用する予定で、講習会場としての利用を所有者が快諾してくれたという。現地ではベテランと鑑定士の『卵』が組み、2時間の制限時間内で450超の項目に沿って目視調査。懐中電灯やデジカメを手に、基礎や外壁、躯体などの状態をくまなく調べて回った。













