東京をどうすべきか 都防災・建築まちづくりセンターが記念講演
住宅新報 2009年1月27日 号 12面
(財)東京都防災・建築まちづくりセンターが設立10周年を迎え1月21日、都内で記念講演会を開いた。同センターは東京都、特別区などにより設立された「東京都住宅・まちづくりセンター」と「東京建築防災センター」が統合して98年7月設立。「まちと、住まいと、建物の安全・安心」を柱に、高齢者入居支援や耐震診断などの業務を推進している。記念講演会は「都市のアイデンティティーと建築」をテーマに、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授の鈴木博之氏と、国立西洋美術館長の青柳正規氏が、都市としての東京のあるべき姿などについて言及した。東京駅復元と都市の記憶
東大大学院教授・鈴木博之氏
現在の東京は江戸時代、「武家のまち」だった。オフィス街の中心・丸の内地区周辺には当時、大名屋敷が集中していたが、明治期になると主に軍事施設が置かれた。1878年の兵士の反乱による「竹橋事件」を経て、兵営が麻布に移転。三菱の岩崎家に払い下げられ、民間の街づくりが始まった。













