『つながり』テーマの大型物件 「新たなマンション」新提案 住友林業・長谷工コーポ 横浜市綱島
住宅新報 2010年6月1日 号 10面
住友林業と長谷工コーポレーションが開発中の分譲マンション「ザ・ハウス港北綱島」では、〓つながり〓を全面に押し出した提案が行われている。敷地の街路や住戸のプランニングを通じた人とのつながり、田舎や自然とのつながり。様々な工夫をちりばめ、「つながる楽しさ」を伝える。
物件の規模は、総戸数487戸・敷地面積2万平米超。その広大な敷地中央に、メーンの歩行通路と、遊歩道としての小道を設けた。南側のメーンエントランスから東のサブエントランスまで、つながりを持たせる配置。マンションのオープンスペースに、「街路をレイアウトする」といった内容だ。
通路沿いには、社交場としてのパブリックスペースを設置。また小道は、1階の各住戸と緩やかにつながる機能を持たせた。登校や出勤、帰宅時の往来が、この街路を通じて行われることになる。「都会では希薄になってきたつながりの意識が、日常を通じてよみがえってくるはず」としている。
住戸内では、「aルーム」という住戸プランを通じてつながりを提案する。
「a」は、「active(活動的な)」「advance(先進の)」を表したもの。「リビング以外の場所でも、人とのつながりを生む空間」として位置付けるものだ。aルームを取り入れた住戸プランを、全体の4割程度用意した。
玄関から直接入れる部屋をaルームとしたプランでは、「活動的な奥様のマイリビング」を1つのテーマに設定。近所の仲間を集めて、ビーズづくりなど趣味の空間としての活用方法を提案している。
1階部分の住戸には、街路から直接入れるaルームを設けた。パン作りができる部屋などを想定し、ママ達の近所仲間だけでなく、子供の友達なども呼んで交流の輪が更に広がる空間として提案する。また、折れ戸によってリビングダイニングともつながりを持たせ、様々な活用ができる空間とした。
そのほか、「玄関横に自転車などのアウトドアグッズを直接持ち込める、タイル張りのaルームプラン」「寝室や子供部屋につながり、家族みんなで共有する大きな書斎のaルームプラン」「キッチンから直接出入りできる〓ママルーム〓としてのaルームプラン」など多彩なプランを設けた。
ソフト面のサービスとして導入した、南房総・鴨川エリアとのネットワーク構築は、「都市と自然とのつながり」を実現する。月1回程度の定期的なバスツアーを計画し、マンション居住者に里山整備や田植え、稲刈りといった様々なイベントを用意する。また、イベントに協力してくれる鴨川の住民をマンションに招き、自然をテーマとしたワークショップも行う。
物件の販売を担当する長谷工アーベストでは、「住戸プランも含め『つながり』のテーマに対して、来場者は大きな感心を寄せてくれる」と話す。大きな発想の転換」を心掛けたという今回の物件。マンション居住の1つの新しい在り方を提案している。<物件概要>
所在地=横浜市港北区樽町3/交通=東急東横線綱島駅徒歩21分、他バス便/敷地面積=2万643平米/規模=地上7階建て・総戸数487戸/竣工予定=10年8月/販売価格(第1期2次)=3758万-5428万円(71-100平米)「ちょっとした便利」随所に
長谷工グループの「ユーズスタイル」
ザ・ハウス港北綱島では、長谷工コーポレーションの「ユーズスタイル」を首都圏で初めて取り入れた。
ユーズスタイルは、住宅の設備仕様について「こんなものがあったら便利、使いやすい」といった声を、長谷工グループの女性スタッフがまとめて提案・企画したものだ。既に近畿圏の数物件で導入されている。
今回は、機能性と収納量を兼ね備えたオリジナルシューズボックス、玄関で全室の照明を消灯できるスイッチ、収納を考えたオリジナル洗面化粧台、防音性と通気性を確保したトイレドア、照明スイッチのカバー内にあるコンセントなど15アイテムを採用した。













