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スタンダード会員限定大東建託10年3月期 過去最高益を更新 完工粗利率が35%に上昇

住宅新報 2010年5月4日 号 5面

 大東建託の10年3月期連結決算は、工事進行基準の適用により約276億円が加わった賃貸住宅の完成工事高が増加したうえ、資材調達などのコスト低減に伴って完工粗利率が上昇して一括借上の収支悪化をカバーし、2期連続の増収増益だった。経営成績は、売上高9726億1600万円(前期比1.9%増)、営業利益711億2700万円(1%増)、経常利益766億6300万円(3.6%増)、当期純利益453億5300万円(7.7%増)。経常利益、当期純利益を過去最高益とした。

 賃貸住宅の建設事業は、完成工事高が4655億円(前期比0.9%減)と伸び悩んだものの、資材調達コストの低減、工法や仕様の改善、代替品の活用によるコストダウンに取り組んだことで、総利益率を前期比3.8ポイント上昇の35.8%、総利益1664億円となり増益に大きく寄与した。受注工事高は同0.5%減の4352億円と前期の水準をほぼ維持し、進行基準分の276億円を除いた受注工事残高は4383億円(6.5%減)だった。

 不動産事業は、一括借上物件の拡大により家賃収入が増加し売上高を4835億4700万円(4%増)と伸ばしたが、一括借上の収支悪化で総利益は2.5%減の144億円だった。

 居住用入居率は前期末比1ポイント低下の94.6%。事業用入居率は同2.8ポイント低下の91.3%。

 次期の業績予想は、売上高1兆239億円(5.3%増)、経常利益770億円(0.4%増)、当期純利益454億円(0.1%増)。

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