「犬は人につき、猫は家につく」 松岡英雄 新住まいのことわざ(13)
住宅新報 2010年4月27日 号 20面
少年のころ、神経質でやたらと吠えるスピッツ犬を飼ったことがあるだけで、東京へ来てからは住宅事情で犬は飼ったことがない。その代わり、我が家には姉弟の猫が住んでいる。姉弟とは言っても親は一緒ではない。牝猫が先に住み始めたので姉弟の扱いをしている訳である。もう10年ほどになる。
毎朝、缶詰のえさを与えるのは私の役目である。猫からすれば私が主人ということになる。その時間になると、えさを入れる小鉢の前で待っている。猫には時間がわかるのだろうか、あるいは、主人の毎朝の行動パターンを覚えているのだろうか。
主人を玄関まで見送るのは弟であり、帰宅した主人を玄関で迎えるのは姉である。













