売買の新ブランド導入 ピタットハウス・方針説明会開く 加盟店400店超えを計画
住宅新報 2010年4月27日 号 5面
スターツグループの不動産フランチャイズチェーン「ピタットハウスネットワーク」は今年、創立10周年を迎える。市況低迷が続く中、このほど都内で開かれた経営方針説明会に集まった全国の加盟店代表が今期の本部方針説明に熱心に耳を傾けた。
全国393店舗からなるスターツグループの不動産FC「ピタットハウスネットワーク」(寺本高廣社長)は4月20日、加盟店の代表者を集めて年1回開催している経営方針説明会を、東京都内のグランドプリンスホテル高輪で開いた。イメージキャラクターを務める女優の水野真紀さんも加わり、大会に花を添えた。
今年のテーマ「ビジョナリーネットワーク2010-徹底する年-」について寺本社長は「仕事の残り2%、5%を徹底できたかどうかの積み重ねが、結果を出す出さないという差になって現れる。今年は徹底を意識して事業を完遂することを目標とした」と説明した。
今期の計画では、(1)加盟店舗の400店達成(2)シニア需要を想定した「大人のブランド」と位置付ける売買仲介の新ブランド立ち上げ(3)ネットワーク相互のビジネスの活性化(4)加盟店各社の人事拡充に主眼を置いた各種研修メニューの充実などを挙げ、同時にスターツグループの経営資源の積極活用も呼び掛けた。更に、ノウハウを共有できる「エリア会」の活性化や、事業承継を研究する「2代目の会」発足なども計画しているという。
これに続く重点推進事項では、5月12日から「スーモ」と提携を開始するほか、価格ドットコムの住宅サイトと包括的提携を結び、4月26日から反響課金による加盟社負担をやめて本部負担で利用できる仕組みに変更することなどが発表された。また、基幹システムの再構築、アイフォンアプリなど新規メディアへの対応にも力を入れる。
年間表彰では、店舗づくり、人材、1人当たりの生産効率で評価した業績、顧客の声を判断基準に優秀な店舗を表彰する、ネットワークの模範店舗となるTOPS賞に4店舗が選ばれた。
4店は、ピタットハウス三宮店(ライブデザイン・藤田進社長)/同古町店(新潟プレハブ工業・河端信雄社長)/同新潟店(新潟プレハブ工業・同社長)/同八千代台ウエスト店(クリオネット・栗原清彦社長)。このほかに準TOPS賞に、ピタットハウスたまプラーザ店(日建企画)/同新潟中央店(新潟プレハブ工業)/同横浜西口店(日建企画)/同中浦和店(埼京開発)/同桜川店(アーバンコンフォート)の5店舗が受賞した。
方針説明に続く第2部では、スターツグループの各事業部門の幹部が講師を務め、リート市場、高齢者住宅、経営の個別テーマで分科会を実施した。『社徳』は企業存続の源
スターツ村石久二社長がスピーチ
方針説明会第1部の終わりには、スターツグループを代表して、スターツコーポレーションの村石久二会長兼CEOがあいさつし、存続する会社の条件についてスピーチした。
「今年はピタットハウスが10周年、スターツも昨年40周年を迎えた。これまで続けてこられた理由を40年を節目に考えてみた。今年はそれを更にもっときちんとやっていこうということで私が掲げたのが、「社徳を持つ会社になろう」ということだ。社員の大多数が「徳」のある人たちの集まりとなれば、それはスターツグループの「社徳」となる。これをビジネスを超えた人としてやっていくならば、70年、100年と存続する会社になれる」













