東京カンテイ中古マンション価格(563) 京浜急行電鉄本線
住宅新報 2010年4月27日 号 4面
築浅ファミリーが中心に中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円
カッコ内は販売事例の築後経過年数◆京浜急行電鉄本線駅名
現在
1年前
2年前北品川
214(24.9)
231(17.9)
255(21.6)新馬場
165(21.7)
161(23.7)
188(23.3)青物横丁
191(15.1)
169(20.9)
185(21.0)鮫洲
144(26.9)
162(24.8)
182(20.4)立会川
173(12.3)
175(16.6)
180(17.8)大森海岸
164(25.0)
150(26.0)
175(24.8)平和島
167(19.4)
168(20.2)
175(16.9)大森町
164(17.4)
167(16.2)
190(14.2)梅屋敷
154(18.5)
143(20.8)
137(24.6)京急蒲田
193(10.1)
176(11.0)
220(9.0)雑色
157(18.2)
152(16.5)
159(18.9)六郷土手
151(20.8)
138(19.5)
137(21.2)京急川崎
142(11.9)
147(11.9)
192(6.3)八丁畷
145(14.1)
137(15.7)
133(17.8)鶴見市場
137(13.0)
132(15.1)
147(12.1)京急鶴見
134(11.8)
127(16.6)
132(15.0)花月園前
111(22.4)
121(15.9)
101(21.1)生麦
112(18.6)
117(15.8)
128(14.2)※ファミリーマンションを対象に09年12月-10年2月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
京浜急行電鉄本線の掲載18駅における3.3平米当たりの平均価格は、156.6万円。1年前に比べて1.6%上昇、金額にして2.5万円値上がりした。事例数は507件(483件減少)。平均築年数は17.9年(1年前18.1年)、平均専有面積は55.3平米(同53.5平米)だった。
上昇10駅、下落8駅。上昇した駅は、流通の中心が築浅のファミリー物件に移行しつつある点が共通している。
22万円値上がりした青物横丁では事例数が半減。減った事例の大半が築古のワンルームだった。その一方でファミリー物件が増え、中には90平米台の大型事例もあった。
東京都大田区に位置する梅屋敷から六郷土手までの4駅でも、同様の傾向がみられる。個別にみると、梅屋敷では築10年前後の物件が前年比で2倍に。京急蒲田でも築20年超のワンルームが減り、ファミリー事例が増えた。雑色、六郷土手では築浅のほか、築15年で60-70平米程度の事例の価格がやや強含んでいる。
八丁畷でも築浅が増え、今回の事例は大半が築13年未満だった。ただ、築30年を超える事例がいくつかある影響で、平均築年に大きな変化はなかった。
駅前再開発が進む京急鶴見も築浅中心にシフト。価格に上昇傾向はみられないが、横ばいで推移している。鶴見市場(横浜市鶴見区)
築浅売り物件が不足
鶴見川を隔て、ターミナル駅の鶴見と隣接する。地元業者によると、鶴見で探していたユーザーが、マンションストックの豊富さや割安感から対象エリアを移すケースも少なくないという。また「比較的平坦な地形のため、駅から多少離れてもニーズがある」との声もあった。
直近の中古マンション動向を聞いたところ、特に築年数の浅い売り物件が不足しているとの見方が共通し、「近くで大手ディベロッパーが手掛けた大型物件から売り事例が出ると、すぐに買い手が付く」といった話が聞かれた。築浅の在庫が少ない状況について、ある業者は「残債が多く、売るに売れない物件も多いのでは」と話した。また周辺では、工場の跡地開発などでマンション建設が進められているエリアもあるが、最寄り駅を同駅に限ると新規供給が少ないため、「住み替えに伴う売却事例が出ない」との見方もあった。













