10年2月期 日本リテールファンド 分配金1万3788円に
住宅新報 2010年4月20日 号 3面
日本リテールファンド投資法人の10年2月期の運用実績は、「博多リバレイン/イニミニマニモ」などの賃料収入減少に支払い利息の増加なども加わって減収減益となり、1口当たり分配金は1万3788円(9.4%減)だった。営業収益は200億3500万円(対前期比2.3%減)、営業利益75億2900万円(3.1%減)、経常利益53億4600万円(9.3%減)、当期純利益は53億2900万円(9.4%減)。
期末時点の運用資産残高は、物件数50件、総資産額5788億円(1.6%減)。平均稼働率はポートフォリオ全体で99.5%(都市型18物件が95.6%=エンドテナントベース、郊外型32物件が99.8%)。
次期は、3月1日のラサールジャパン投資法人との合併で、ラサールの21物件、受入価額約878億円の資産が加わることで、営業収益232億円の増収を予想。このうち「イオンモールむさし村山ミュー」「同神戸北」「ラ・ポルト青山」の3物件のNOI利回りは5.14%-5.96%と、ポートフォリオ全体の平均値5.1%を上回る計画。
一方、合併による「負ののれん」総額71億9400万円は、ノンコア物件で売却損が発生した場合、固定資産の減損損失や資産除去債務などの税務と会計の不一致が発生した場合など優先順位をつけて充当するとしている。
また、さいたま浦和8953ビル売却で7物件を取得した入れ替えにより償却後NOI利回りは、売却資産の2.5%から取得資産合計の3.7%に上昇。
取得資産を加えたポートフォリオは取得価格ベースで約6590億円に拡大。10年8月期の予想分配金は1万4194円(分割後3548円)を予想している。













