総合地所など4社 大阪「なんば」で大型タワー 33階建て・総戸数321戸 事前反響は5000件
住宅新報 2009年1月20日 号 4面
総合地所(事業比率70%)、アーバンライフ(同20%)、南海電気鉄道(同5%)、新星和不動産(同5%)の4社はこのほど、大阪・難波の再開発エリア内で分譲する大型タワーマンション「なんば
グランドマスターズタワー」のモデルルームをオープンした。南大阪のターミナル地域における再開発エリア内の立地特性をアピールし、早期完売を狙う。
同物件は、地上33階建て・総戸数321戸のタワーマンション。かつての南海・大阪球場跡地を中心とした、施行面積約14.5ヘクタールの再開発事業「大阪市難波土地区画整理事業」エリア内に立地する。
ファッション・グルメ・シアター施設などがそろい、週末には10万人の人出でにぎわう商業施設「なんばパークス」、大型家電量販店「ヤマダ電機」、30階建てのオフィス棟「パークスタワー」が再開発エリア内にあるほか、高級ホテル「スイスホテル南海大阪」や高島屋なども近接。ターミナルエリアならではの交通利便性と共に、様々な都市機能が集積しているメリットをユーザーにアピールしていく方針だ。
物件開発の幹事社である総合地所は、3年ほど前に同エリア内で分譲した総戸数344戸のタワーマンション「ザ・なんばタワー」に参画した。約6カ月で完売した実績をもとに、今回もこれまでに5000件の反響を獲得。今回は1年ほどで完売させたい考えだ。
1月末まで優先案内を実施し、2月中旬からモデルルームをグランドオープンする。第1期販売では150戸を供給する予定だ。
メーンターゲットは、シングル・DINKS層。40-70平米台の1LDK-2LDKタイプを203戸、全体の63%用意した。平均坪単価は、「ザ・なんばタワー」とほぼ変わらない200万円前後を予定している。
1、2階は吹き抜けのエントランスホールを中心とした共用部分で、住戸は3階以上。3-26階、27-32階、33階(最上階)とグレード別に3タイプに分けた。80平米以上のファミリー層をターゲットとした住戸は、27階以上を中心に配置。フリープランに対応する最上階(5戸、専有面積117-156平米)の最高価格は1億5000万円前後になる予定だ。
構造には、施工を担当する大林組が独自に開発した連結制震構造「デュアル・フレーム・システム」を採用。建物全体の中央部に配する硬い壁構造物と、その周囲を取り囲む格好となる各住戸とを制震装置でつなぐものだ。一般的な制震構造の3分の1の装置で3倍の効果があるという。また、硬い中央部が『心棒』の役割を果たすため、住戸内に大きな柱や梁(はり)を出さない開放感のあるプランを可能としている。
販売担当者は、「マンション市況の厳しさが指摘されているが、当物件に関しては、立地や規模、グレードの面から競合がない状態だといえる。都心で再開発事業と一体的に進む希少物件としてアピールしたい」と話している。物件概要
▽所在地=大阪市浪速区敷津東2の8の2▽交通=南海線難波駅徒歩9分、地下鉄御堂筋線・千日前線・四つ橋線なんば駅徒歩12分、近鉄奈良線・大阪線難波駅徒歩15分、南海線今宮戎駅徒歩3分▽敷地面積=3189平米▽▽規模=地下1階・地上33階建て▽総戸数=321戸(他店舗6区画)▽専有面積=41-156平米▽駐車場=206台▽竣工予定=10年5月末













