大阪ビル市況 空室率が過去最悪に 中小規模で12%超 今後一層の悪化も 大阪ビル協調べ
住宅新報 2010年3月16日 号 8面
(社)大阪ビルディング協会はこのほど、99社148棟の大型、中・小型ビルからの回答をもとに09年下期(7月-12月)におけるビル市場動向調査報告をまとめた。毎年2回、同協会会員の協力を得て空室率や継続賃料など大阪市内におけるビル市況について調査しているもの。
それによると、既築ビルの空室率は全体で7.42%となり、前回調査(09年上期)より2ポイント上昇。調査した過去5年間で最も高い結果となった。規模別に見た空室率は、大型物件(延べ床面積1万平米以上)では6.36%、中・小型物件(延べ床面積1万平米未満)では12.62%と調査開始以来最高値を更新した。また、規模間格差も拡大していることがうかがえる。
地区別では、高い空室率を抱える数棟の大型ビルがある梅田東・南森町地区は全体的に高い空室率となった。また、全体的に低い空室率だった御堂筋沿いエリアでも大型ビルの空室率は上昇している。













