知って得する建物の豆知識(32) サスティナブル フラーの壮大な想い
住宅新報 2010年3月16日 号 4面
米国の建築家にバックミンスター・フラー(1895-1983)という人がいます。彼は、三角形のフレームを組み合わせて造るドーム建築を発明したことで有名です。画期的なドーム建築
このドーム構造はジオデシック・ドームと呼ばれ、細い材料を組み合わせた立体トラス構造を多数組み合わせて、巨大なドームを完成させるものです。当時、大きな空間を造る技術は鉄骨トラス構造の梁や柱を組み合わせたものしか存在せず、ジオデシック・ドームは画期的な構造でした。この構造の特徴は、荷重や外力は構造体全体が均一に受け持つことです。
柱・梁構造では、一部に力が加わって変形=破壊しそうになっていても、外力の影響を全く受けない部分もあるのですが、フラー・ドームはすべての部材(メンバー)とジョイントが全外力を分散し、均一に受けるので、メンバーやジョイントの負荷が小さくなり、構造を軽量、小型化することが可能になったのです。60年代、環境破壊を危惧













