東京カンテイ中古マンション価格(557) JR東海道本線
住宅新報 2010年3月16日 号 4面
平塚
バス便物件が減少中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円
カッコ内は販売事例の築後経過年数◆JR東海道本線駅名
現在
1年前
2年前戸塚
106(15.6)
95(17.8)
102(15.4)大船
112(18.3)
115(15.6)
121(17.0)藤沢
125(16.8)
128(15.9)
137(14.0)辻堂
114(19.1)
112(17.3)
121(15.9)茅ヶ崎
119(15.6)
114(15.7)
121(14.5)平塚
89(17.1)
79(18.6)
89(16.8)大磯
117(16.6)
125(10.9)
112(13.6)小田原
60(22.5)
69(20.8)
62(22.2)真鶴
59(19.5)
68(19.1)
78(16.7)湯河原
71(15.2)
70(15.2)
69(15.2)※ファミリーマンションを対象に09年12月-10年2月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
JR東海道本線の掲載10駅における3.3平米当たりの平均価格は、97.2万円。1年前に比べて0.3%、金額にして0.3万円の下落となった。事例数は1565件(73件減少)で、平均築年数は17.6年(1年前16.7年)、平均専有面積は73.6平米(同71.9平米)だった。
今回から10年1月以降のデータが含まれる。沿線全体の事例数は前年比でやや減ったが、藤沢や平塚など増加した駅もいくつかあった。
5駅が値上がり。11万円上昇した戸塚では、97年以降大手主導の供給が増えたが、その物件が比較的高値を維持している。
茅ヶ崎は今回、築5年以内の物件が増えたことで価格が上がった。平均築年数をみると大きく変化していないが、駅周辺の事例数が減った中で築浅の割合が増した形だ。また、藤沢市と茅ヶ崎市にまたがる辻堂駅周辺でも、茅ヶ崎市内の物件が一部値上がりしており、『茅ヶ崎ブランド』の根強さがうかがえる。
10万円上昇した平塚では、例年一定量が流通していたバス便物件が減少。駅から徒歩10分以内の物件が中心となったことで、価格が押し上がった。ただ、個々の物件は必ずしも値上がりしておらず、むしろ弱含み傾向にある。戸塚(神奈川県横浜市)
駅前風景変わる予感
駅前再開発事業が進行中。このほど第1段階が竣工し、西口に交通広場と再開発ビルが完成、4月2日にグランドオープンする。事業は24年度まで続く見込みで、駅周辺の風景は大きく変わりそうだ。3線(JR東海道本線・横須賀線、横浜市営地下鉄)が通り、東京や横浜へのアクセス性は抜群。「再開発を機にマンション建設も進むだろう」(地元不動産業者)との期待も大きい。
中古マンションの売買については、「悪くない」「例年より動いている」など好調ぶりがうかがえ、「年明け以降売り事例が増え始めた」と話す業者もいた。ただこの業者によると、住宅ローンの支払いに行き詰まるなどのネガティブな売却理由が多いという。また、築浅物件は駅周辺に少ないため希少性があり、値崩れしにくいようだ。
賃貸市況は、駅近物件に需要が集中する傾向が強まり、「バス便物件となると敷金礼金ゼロカ月などの対策を打たざるを得ない」といった話が聞かれた。一方で、駅に近い賃貸マンションは単身者向けの賃料相場が8万円以上とみられ、「高すぎて借り手が付かない」という声もあった。













