Jリートウオッチ 変動率低く 株と無相関
住宅新報 2010年3月16日 号 3面
3月第2週(8-12日)の東証リート指数は、前週末から1ポイント低い912ポイントで引け、ほぼ横ばいの動きとなった。一時900ポイントを割り込むなど、これまでの押し目買い基調から、ボックス相場に移行した可能性もある。
株式相場は好調が続き、日経平均株価が1万750円まで上昇している。Jリートはこのような動きと無関係な展開で、この数日を見る限り株式相場との相関性は低まっているようだ。Jリートと日経平均の相関係数は、常に大きく変わっているが、0-1の間を揺れ動いていて、逆相関するマイナスになることはほとんどない。
ボラティリティ(株価の変動性)を比較すると、1月の中旬からJリートのボラティリティが日経平均よりも低くなっている。この2カ月間は、ミドルリスク・ミドルリターンというJリートの本来の性質を維持しているといってよいだろう。ただ、リーマンショック後を見る限り、リート指数のボラティリティがいったん低くなっても、すぐに株式以上に高くなっており、今後もこのままリートの価格変動が低い状態が続くとは限らない。













