住宅ローン 審査厳格化に業界悲鳴 基準緩和を強く要望 市況回復の重要なカギに
住宅新報 2010年3月16日 号 1面
金融機関の事業者に対する融資姿勢の改善傾向、一般消費者の物件購入マインドの高まりなどを背景に底を脱したかに見える不動産市況。ただ、ここにきて新たな問題がクローズアップされている。「住宅ローン審査の厳格化」だ。「明らかに販売の足を引っ張っている」という指摘もある。本格的な市況回復のためにも、金融機関の協力を求める声が広がっている。
ある中堅クラスのディベロッパーは、「購入希望者の半分がローンの審査に通らず、非常に苦戦を強いられた物件がある」と話す。また他の会社では、「市況が良かったころの『ローン不調』は1割程度だったが、今は3割程度の高い水準」だと言う。一部の大手財閥系を除き、大半のマンション会社が「住宅ローン審査の厳格化」に大きく悩まされている。
マンションコンサルティングを手掛けるトータルブレインの久光龍彦社長は、「平均して25-30%の案件が、住宅ローンの審査が通らずに契約破棄になっているようだ。明らかに民間金融機関の厳格なローン審査が販売の足を引っ張っている」と強く指摘する。調査でも明確に













