ひと 無料誌で地域に根 埼玉県で地域密着経営をするアズ企画設計代表取締役 松本 俊人さん
住宅新報 2010年3月9日 号 2面
3月4日、埼玉高速鉄道駅構内に、「埼玉通信」(7面関連)が並ぶ。埼玉県内の商店や不動産情報などを紹介したフリーペーパーは1万1000部を発行している。
93年、32歳の時、会社を興した。マンション分譲やゴルフ場建設など様々な不動産事業を経験し、独立の道として選んだのは地域密着型経営。当時、景気は悪く、多くの倒産企業を見ていた。波の少ない事業、着実な経営をと決めた道。埼玉県川口市に根を付けた。
「埼玉通信」の発行を開始したのは2000年。オーナー向けにチラシを刷っていたものの、すぐに捨てられる。どうすれば目を通してもらえるだろうか。その答えが小冊子だった。初めは500部から。10年かけて増えた発行部数は、地域に根が広がっていった証だ。社員が取材する商店紹介はテナントからの問い合わせを増加させた。駅構内に置くことで、多くの人と接点を作る貴重なツールともなっている。













