09年リフォーム市場 前年比9%減の5.3兆円 矢野経済調べ 10年は回復基調
住宅新報 2010年3月2日 号 10面
矢野経済研究所によると、09年の住宅リフォームの市場規模は前年比9%減の5兆2591億円になる見込みだ。景気後退の影響を受けた模様で、市場規模は00年の7.4兆円から右肩下がりとなっている。
また、10年のリフォーム市場は、09年を2%程度上回る5兆4000億円を予想。「今後も景気の先行き不安は残るものの、09年に底を打ち、10年から徐々に回復に向かう」としている。住宅版エコポイントなどリフォーム需要を掘り起こす政策も後押しになるようだ。なお、10年後の20年の市場規模予想は6兆1008億円。
リフォームの中で、右肩上がりで推移しているのが分譲マンションだ。09年は前年比6.3%増の7470億円を推計している。バブル期などに大量供給されたマンションでは、水廻り設備のグレードアップや機能的な充足を図るリフォームが拡大。また、築年数の経過した古いマンションでは、スケルトンリフォームといった需要も徐々に増える傾向にあるという。「マンションの新築市場が低迷するなか、中古を購入してリフォームするという需要は今後期待できる」と判断している。













