池袋東口、唯一の上昇 09年第4四半期主要都市地価 上昇地区は6期ぶり
住宅新報 2010年3月2日 号 2面
国土交通省が2月24日に発表した地価LOOKレポートによると、09年第4四半期における主要都市の高度利用地の地価は、調査対象となった150地区のうち144地区(96.0%)で下落した。横ばいは5地区、東京都豊島区池袋東口は全国唯一の上昇地区となった。上昇地区が表れたのは6期ぶり。全体として、09年第2四半期以降、下落幅の縮小傾向がみられるものの、今後の上昇への期待について、国交省は「予断をゆるさない状況」としている。下落幅は縮小傾向
今回の報告では、0%超-3%未満の上昇が1地区、横ばいが5地区、0%超3%未満減が88地区、3%以上6%未満減が46地区、6%以上9%未満減が9地区、9%以上12%未満減が1地区となった。「景気の低迷を背景とした低調な土地需要、オフィスビルの空室率上昇などに伴い、下落基調が続いている。一方、景気持ち直しへの期待や在庫・価格調整の進展から下落幅の縮小傾向が見られた」(国交省)といった状況だ。
特に、東京圏で若干の改善傾向が見られる。横ばい地区が前回(09年第3四半期)調査の1地区から4地区に増加。前回の下落から横ばいに改善した東京都中央区佃・月島や神奈川県川崎市新百合ヶ丘の住宅地では「マンション用地取得需要が顕在化している影響」(国交省)と見ている。













