「羽目(はめ)をはずす」 松岡英雄 新住まいのことわざ(8)
住宅新報 2010年3月23日 号 24面
「羽目」といっても、わからない人が増えているに違いない。マンション暮らしの人はとくにそうだろう。
広辞苑によれば、「板張りの形。下見(したみ)のように羽重ねにせず、平らに張ったもの」となっている。要するに、板が重なり合うことなく、壁などを覆う張り方である。むかしの風呂場には、必ず羽目板が打ち付けてあった。
その羽目をはずすということは、相当無茶をすることである。すなわち、興に乗って度を過ごすこと、調子づいて程度を超えてしまうということである。













