「縁の下の力持ち」 松岡英雄 新住まいのことわざ(1)
住宅新報 2010年2月2日 号 10面
日本の家屋からなくなったものの1つに縁の下がある。縁の下を必要としない建築工法が開発・導入されたのだからしかたがない。
寺院や神社など、木造の建物が何百年と持つのは、縁の下があるからと言えなくもない。床下の風通しを良くすることは木を長持ちさせる工夫である。
今の木造住宅には縁の下がない。わずかな床下の空間があるだけである。長持ちさせる必要がないから当然である。適当な時期に建て替えられなければ、建築会社は成り立っていかない。使い捨ての文化が日本中を席巻している。最近はエコが叫ばれ多少は見直されてきてはいるけれども、元には戻らない。













