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スタンダード会員限定長谷工新社長・大栗氏が会見 「中計推進、技術力生かす」

住宅新報 2010年2月23日 号 10面

 4月から長谷工コーポレーションの社長に就任する大栗育夫氏(代表取締役専務執行役員)と、同じく代表権付き会長になる岩尾崇社長の2人は、港区の同社会議室で会見し、今後の事業方針などについて語った。

 大栗氏は74年の入社以来、設計を中心とした技術畑一筋の経歴。技術系トップは創業者の長谷川武彦氏以来だ。岩尾社長は、「安心、安全で快適な住まいを提供するという当社の原点を考えた場合、大栗氏が適任だと考えた」とし、品質重視の企業姿勢を追求するためにも同氏登用を決断したと説明した。

 岩尾社長は、94年に大和銀行(現りそな銀行)から同社取締役に就任。05年から現職。「08年3月期には13期ぶりの復配を実現するなど、会社再建という使命は果たせたと思う」と振り返り、今後は会長として、人材育成を中心にグループ経営全体を統括していく考えを示した。

 同社6代目の社長となる大栗氏は、「当社が持っている技術力を訴えていきたい」と話し、まずは12年3月期の中期経営計画の達成に向けて邁(まい)進していくとした。

 今後の事業展開については、マンション用地をディベロッパーに持ち込んで建設受注する「持ち込み型」と、純粋なマンション工事受注型の比率を「7対3」と想定しており、工事受注型の比率を高めていく考えだ。また、分譲事業は、現在埼玉・浦和と大阪・吹田で展開している「長期優良マンション」といったパイロット的な事業については、ディベロッパーへの提案も含めて今後も積極的に乗り出す考えだという。

 

 

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 長谷工コーポレーションは37年、長谷川武彦氏が長谷川工務店として創業。46年法人改組。2代目の水上芳美氏、3代目合田耕平氏の後、99年には建設省OBの嵩(だけ)聰久氏が就任。05年から岩尾氏。

 大栗氏は50年5月生まれ59歳。74年東京理科大工学部建築学科卒、同年入社。89年エンジニアリング事業部都市環境設計室室長、01年参与エンジニアリング事業部長、05年取締役専務執行役員設計部門・関西設計部門管掌、06年から現職。趣味は絵画制作・鑑賞、ゴルフ。

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