広がる緑のニーズ-- 室内でも「壁面緑化」 東邦レオの「リプレ」 メンテサポートも充実
住宅新報 2010年2月16日 号 10面
室内でも壁面緑化--。緑化事業を展開する東邦レオ(東京都豊島区)が「リプレ」を開発、市場開拓に乗り出している。
観葉植物を15センチ角の専用ポットに植え、それを組み立て式のフレームに敷き詰める仕組み。壁付けや仕切りのほか、棚としても活用でき、省スペースで室内に緑を取り入れることのできる点が魅力だ。
建物に付随する緑化は、この10年で急成長した分野。01年、東京都で一定の敷地面積を有する建築物に対し屋上緑化が義務付けられ、05年の「愛・地球博」では、当時世界最大規模の壁面緑化が実施された。現在は、企業広告としても浸透している。
緑化場所の選択肢が増え、同社には「室内で緑化壁を実現できないか」といった問い合わせが多数寄せられたという。これを受けて「インドア壁面緑化」事業を本格化し、09年にリプレの販売を開始した。
室内化に当たってネックとなったのが、屋外に比べてメンテナンスの手間がかかる点だ。トレイ状の家具に2週間分の水を貯めておく構造のため、その都度給水作業が必要になる。そこで月額のメンテナンス費を設定し、同社スタッフが2週間に1度定期訪問する体制で対応している(レンタルの場合は価格に含む)。
現在はレンタル受注が中心で、オフィスやイベントで導入する事例が増えているという。レンタル費は、1台で月額3万円。リプレを起爆剤に、室内緑化の市場拡大に力を入れていく方針だ。













