Jリートウオッチ 買戻し続く 地銀見直しも
住宅新報 2010年1月19日 号 3面
1月第3週(12-15日)の東証リート指数は、年初の高値を更新し、911ポイントまで値を伸ばした。
テクニカル的にも日足の一目均衡表で、陰りが見え始めた9月中旬から、ようやく支持帯となる雲の上限の上に指数が乗る形となり、好調さが持続しそうな気配だ。この連載のシミュレーションでは、12日の朝寄り付きで「買い」(89.8万円)。
投資口の価格が下がり利回りが上昇して魅力を増しているJリートだが、今年はこれまでのような懸念材料はあまり挙げられていない。リーマンショックやニューシティ・レジデンスの破たんなどの極めて例外的な状況は、足下ではなくなっている。
投資法人債の償還リスクも官民ファンドの組成でなくなり、合併の動きにより財務基盤を強くする動きも顕著になっている。公募増資による物件取得が活発化することも期待される。
「昨年後半から地方銀行からJリートに関する相談を受けることが多くなった。決算期が終わり、4月頃から地方銀行が買い戻しの動きに出てくる可能性がある。今年後半に1200ポイントぐらいまで回復する」(みずほ証券・石澤卓志氏)と予想する。地銀だけでなく、個人や外国人の資金が戻ることにも期待したい。
(明)













