ひと 原点は郷里の古民家 国産材による中古マンションのリノベーションを推進する 小谷 和也さん
住宅新報 2010年1月12日 号 2面
兵庫県西宮市のリノベーション会社、マスタープラン建築設計事務所の代表。4年前に開業して以来、国産材を使ったリノベーションの設計を一貫して手掛けている。
なぜ「木」なのか。国内の山林で間伐などの手入れがされず、荒廃が進む現状への問題意識が1つ。だが、それ以前に、理屈ではない『家の記憶』が原点にあるようだ。
子供の頃によく里帰りしていた田舎の家は、築130年を超える木造家屋。直径30センチにもなるケヤキを大黒柱に据えた立派な家だ。「広くて夜は怖いし、冬は隙間風が寒い。でも夏に行くと涼しく、何よりほっとする空間だった」(小谷氏)。













