CBRE総研 CDS リートと連動 川口有一郎教授と共同研究
住宅新報 2010年1月5日 号 3面
シービーリチャードエリス総合研究所(CBRE総研)は、川口有一郎早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授との共同研究の成果をこのほど発表した。
テーマは、「07-09の金融危機が日本のオフィス市場に与えた影響」。日本の不動産投資市場や賃貸市場への金融危機の影響は、実体経済や金融資本市場に与えた影響に比べて限定的であり、バプル崩壊後の90年代の影響に比べても緩やかであると結論付けている。
分析結果では、信用市場をCDS指数(クレジット・デフォルト・スプレッド指数)で、不動産資本市場をJリート指数(投資口価格指数)で分析すると、CDS指数が原因となりJリート指数がその影響を受けた結果となっているとしている。
金融危機がオフィスビルの価格に与えた影響は、不動産資本市場(Jリート指数)への影響に比べれば比較的小さい。不動産市場は情報効率性と流動性が低いため、タイムラグが生じることが要因としている。













