東急不動産 建替えで防災力を強化 ブランズシティ港南台 『地域貢献マンション』に
住宅新報 2009年12月22日 号 7面
東急不動産は、旧日本住宅公団分譲の港南台うぐいす住宅を、地域の防災拠点としての役割とコミュニティ形成の機能を持つ環境配慮型集合住宅「ブランズシティ港南台うぐいすの杜」(神奈川県横浜市港南区港南台3丁目)として再生する。現地は、JR根岸線・京浜東北線港南台駅徒歩2分の立地。
横浜市港南区港南台は計画的な宅地開発が行われてきたが、街開きから35年余が経過、円熟期を迎えている。そこで、地権者と東急不動産は、「ブランズシティ港南台うぐいすの杜」を地域の防災拠点やコミュニティ形成が図れる地域密着マンションとして建て替え・再生させ、地域貢献につなげていきたい考えだ。
具体的には災害時に備え、敷地中央に所在する駐車場棟屋上の一角にテントの設営できるスペースを設け、災害時の避難スペースとして利用可能とする。その他、敷地内に、炊き出しなどのときに便利なかまどベンチや仮設トイレ用のマンホールを設置し、災害時には下水につなげて処理する。また非常時に役立つ生活用水貯水槽も設け、水源を確保。一時的に簡易浄水器を通して引水できるようにする。
災害時だけでなく、防犯面でも駅へのアクセスの要となる南東、南西、北西の街角に、インターホン機能の付いた防犯灯を設置。犯罪の危険を感じた人がインターホンでマンションの管理室と通話することができるようにし、未然にトラブルを防ぐ。
更に、駐車場棟の屋上に四季折々の植栽を配し、居住者の憩いの場として提供。万一の時に防災施設の設置スペースに早変わりするこの屋上庭園は、散策路と芝生広場で構成される。屋上緑化は、ヒートアイランド現象の対策として効果があり、躯体の保護、建物の耐久性の向上、気温の低減などにも効果がある。
物件の規模は、敷地面積9453平米。地上14階地下1階建て・総戸数265戸(権利者住戸90戸含む)。住戸タイプは2LDK-4LDK(専有面積62-125平米)。竣工予定は11年2月下旬。販売は10年1月中旬からを予定している。













