競売不動産取扱主任者 8月1日より申込受付開始 試験日2026年12月13日(日)

様々な不動産情報が盛り沢山!

スタンダード会員限定太陽熱と風生かす街 大和ハウス工業 「越谷レイクタウン」

住宅新報 2009年12月8日 号 39面

 大和ハウス工業は、埼玉県越谷市の越谷レイクタウン駅前で、太陽熱や風を生かした街づくりを進めている。運河をはさんで戸建て住宅街区(132戸)と分譲マンション街区(500戸)を設ける一体開発プロジェクト。現在、戸建街区は販売中84区画のうち70区画、マンションは同410戸のうち370戸が契約済だ。

 都市再生機構の区画整理事業で08年3月にまちびらきした「越谷レイクタウン」(計画面積226ヘクタール)の一角に位置する。地域の自然を生かして街区全体でCO2を20%以上削減することを目標とする。

 戸建て街区は85%が分譲住宅で、残りが建築条件付きの宅地販売となる。地域の風を生かすため、東京大学生産技術研究所の協力で街区周辺の季節の風を調査し、街区内の風の流れをシミュレーションした。それを基に建物と植栽の配置を計画。春から秋は、運河からの涼風を街区内に取り込み、冬は冷たい風を遮るように高垣を北と西側にめぐらせた。各住戸内もシミュレーション結果を基に、効率よく風を室内に取り込める間取りや窓の位置を考えた。

 また、マンション街区では、大規模な太陽熱利用システム「住棟セントラルヒーティングシステム」を導入した。屋上に設置した太陽熱パネル(約950平米)で、全500戸分の給湯や床暖房を賄う。不足分は、ガスボイラーで補う。こうした設備のほか、電気やガスは管理組合が一括契約するため料金が割安となる。同社によると、光熱費は通常よりも月額で6000円程度抑えられるという。

 環境への取り組みが評価され、これまでに環境省の「街区まるごとCO220%削減事業」に採択されたほか、「CASBEEまちづくり」のSランク認証などを取得。また、「越谷レイクタウン」地区全体としては国際的表彰制度「リブコムアワード2009」で金賞を受賞している。

 戸建て街区の価格(5期)は5860万-6860万円(土地面積153-178平米、建物面積111-129平米)。今年4-9月の購入者状況を見ると、前居住地は埼玉県が多いものの、東京都(21%)、千葉(7%)、神奈川(7%)と地元以外の地域が増加傾向にあるという。

 価格は周辺物件と比べて500万-1000万円高め。同社では、「駅から徒歩3分の立地や、構造躯体の強さ、まちなみ、環境に配慮した取り組みで差別化が図れている」と話す。

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス