日本不動研 森林の評価法を提案 CO2吸収機能に着目
住宅新報 2009年12月8日 号 37面
日本不動産研究所(五十嵐健之理事長)は11月30日、東京・大手町の大手町サンケイプラザで「JREIセミナー2009・秋」を開いた。
今回のテーマは「日本不動産研究所の環境への取り組み」。個別テーマと講師は「環境性能に着目した不動産評価」について、同研究所建物評価共同研究会の内田輝明研究員、森山賢二鑑定役。「CO2吸収量(ストック量)に着目した森林の評価」について、同研究所CO2研究会の松岡利哉参事、湯城誠次長、小松広明鑑定役がそれぞれ担当分けして講演した。
このうち、森林の評価では、木材価格や素地価格の下落で、従来の立木評価などの収益評価からのアプローチでは多面的機能を持つ森林の復活は難しいとの判断で、CO2を吸収(固定)する機能に着目した価値を中心とした評価システムを提案している。現在研究開発中だが、国民の財産である森林の適正な保全と共に、新たなビジネスモデルの創出にも結びつく試みとして注目される。













