キングラン 10年保証 外壁強化工法を開発 代理店募り全国展開へ
住宅新報 2009年12月8日 号 8面
医療用カーテンシステムの管理など、医療福祉施設総合支援事業を手掛けるキングラン(東京都千代田区)はこのほど、外壁を強化する塗料と独自工法からなる「エイトコート」を開発し、防水保証10年間付きの外装リニューアルサービスを全国展開すると発表した。今後、施工代理店を募り販路を広げ、3年以内に200社、10年以内に2000社の目標を掲げている。
顧客対象は、医療・福祉施設だけでなく、一般住宅の市場も開拓し、初年度の目標は、同事業全体で約20億円、そのうち一般住宅市場で約2億円の受注を目指す。一般住宅の受注活動は、北海道、九州、東京エリアで試行展開している。09年6月から半年間で、63件、約4200万円の受注があった。
本社で会見した堀英幸常務は「施設を稼働させながら施工する手法など、医療・福祉施設に特化したリニューアル事業のノウハウを一般住宅でも生かしていく」と述べた。
エイトコートは、水性アクリルゴムにナイロン繊維を練りこみ、塗膜に強度と伸縮性を持たせているのが特徴。柔軟性に優れ、外壁にひび割れが生じても、塗膜が破断することなく、雨などの外的要因から建物を守ることができるという。最終仕上げ材は、水性シリコン塗料で、多彩な調色パターンがあり、カラーコーディネートも可能だ。
エイトコートは、通常塗料より中塗り部分で2工程多い5つの施工工程からなり、強化塗料と併せて工法特許を出願している。
価格は、平米当たり5000-6000円とシリコンを想定した塗料より1.5倍ほど高めで、1000平米を想定した場合の工期は、通常より半月程度長い2カ月となっている。
これらの課題は、機能性や耐久性を顧客にアピールすることで、十分に補えるとしている。













