森田博子--キッチン・収納 現場の『すご腕』 第3回 収納スペースは自分でつくる 3つの「間」と「隙間」
住宅新報 2009年12月1日 号 13面
人生に潤いを与える「間(ま)」というのは、3つあると思います。まず時間という「間」、つぎに人間という「間」。そして、3つ目が空間という「間」です。どれを欠いても人生はつまらないものになります。中でも「空間」という「間」は、扱いがとても難しいと思われがちです。
私が、主婦の方々などから受ける相談の一番目が、収納スペースが足りないという空間の扱い方です。モノがあふれて、どこにしまったのか分からない、また、どこへしまっていいのか…など、生活空間の間は生活上手ということ。つまり、空間の作り方、使い方です。私は、相談を受けると、現場を見に行くことにしています。そこで、どこに収納するかを考える前に、相談者の生活スタイルをお聞きします。生活を見直すことから、収納する空間を考えるのです。
食器や道具などを使う頻度から考え、モノの出し入れ、手順、家族構成や習慣などを見直していくと、ムダなスペース、ムリな収納がすぐに見つかります。吊り戸棚や床下収納、食器棚などに、「ここはこう使わなければならない」という固定概念はありませんか。一度、固定概念から離れてみましょう。













