キラリ☆わが社の星(22) 大京 沈 源(しんげん)さん(2)
住宅新報 2009年11月3日 号 7面
スケールの大きさ、魅力
大京の建築企画部企画開発課に勤務する沈源(しんげん)さんと話していて、感心したことが二つある。一つは人好きのする性格。『愛されキャラ』と言い換えることもできる。人から愛される
「とにかく人に恵まれていて、いろんな方から輪を広げていただいています。特に上司がいろんな人とお酒を飲まれ、私もお付き合いする機会が多く、一時は『飲み会ってこんなに毎日あるのだ』と驚いたくらい。でも私はたしなむ程度ですよ」。このエピソードから、彼女が人に愛される性格であることが、なんとなく想像していただけるだろう。
通常業務のかたわらで「知りたいことがあると調べたくなる」性格のため、各種セミナーにも積極的に参加するがんばり屋さん。その中で人脈づくりにも余念がない。一方で「事務仕事が苦手で、事務処理が遅れて周りの先輩から『あなたが一番ひどい』とよく怒られます」とのことだ。でも、きっと先輩たちも本気で怒っているのではなく、内心は「彼女だったらしようがないよね」と思っているのだと想像がつく。どん欲に前進
感心するもう一つのことは、そのスケールの大きさ。新しい知識の拾得にどん欲に取り組む姿勢、更に職域の枠を超え、どんどん人脈を広げていく積極性もこのことと無縁ではないだろう。前回、2050年を見据えた業務にも取り組んでいることを紹介したが、それは適任かもしれない。「日本だけでなく、将来は海外でのビジネスにもチャレンジしてみたいですね」と夢を語る。
彼女は、名前から想像できるように中国系の方だ。上海市出身で、両親が日本で働くことになり子どもの頃に日本に帰化したのだという。「父は私が子どもの頃、日本と海外を行ったり来たりしていました」。沈さんのスケール感は、父親譲りなのだろう。こんなことを書くと失礼にあたるかもしれないが、彼女と話していると島国の私たち日本人にない、大陸系のスケールの大きさを感じさせられた。目線は海外に
沈さんの「将来は海外で」という夢もあながち非現実的ではないように思う。少子高齢化による人口の減少を考えると、わが国の住宅産業は海外進出に目を向けないわけにはいかないし、国内を見てもアジアを中心に移民の受け入れだってもはや夢物語ではない。その時、彼女のような人材がどれほど活躍するだろうと考えると、大変わくわくする。
まだ、入社3年目。これから仕事上の壁にぶち当たったり、結婚や育児といった人生の転機に遭遇するのだろう。しかし、沈さんの持ち味、愛されキャラとスケールの大きさを失わず、どんどんと前に突き進んで欲しいと、取材を通じて感じた。
(住生活ジャーナリスト・田中
直輝)













